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INTERVIEW

インタビュー

ホームインタビュー八木 エミリー

縁ある人を物心両面の幸福に導ける技術を体得している真の指導者「プロスピーカー」として生きる人物に焦点を当てた本コーナー。今回はJPSA認定シニアプロスピーカーであり、JPSA資産運用部会 部会長の八木エミリーさんです。トップセールスや投資家として名を馳せてもなお、評価や世間体にもがき苦しむ日々。そこからJPSAでの学びを通じて、どのようにして真のビジョンを見出したのか。卓越した成果の裏にある軌跡をお話しいただきました。

完璧、完全、承認に縛られ、 満たされない毎日

「テストは100点、1位でなければ意味がない」。幼い頃から父にそう厳しくしつけられてきた私は、大人になっても「完璧以外は価値がない」という価値観に縛られ続けていました。新卒で入社した野村證券は「成果=人格」の世界。上がり続けるノルマに追われながらも、がむしゃらに働いた結果、東海エリア1位の成績を収めることができました。それでも「来月の成果を上げなくては」という焦燥感が常に心を支配。そのストレスは限界を迎え、不眠症になり、救急車で4回も運ばれる事態にまで陥りました。その後不動産投資家として独立し、当時としては珍しい20代の女性投資家として出版やたくさんのメディアに出演。しかし同時に世間からの批判の声も少なくありませんでした。ならば、もっと成果を出して、誰もが認める成功者になろうと2017年に『頂点への道』講座を受講しました。

他者からの評価を捨てて見えた、ありのままの理想

学び始めて痛感したのは、私がいかに「父の期待」や「世間の評価」を気にしながら生きていたかということです。以前は倒れるまで働いて初めて、自分や他人から認められる気がしていたのです。講座を受講して「人生の目的は幸せになること。幸せとは5つの基本的欲求が満たされている状態」と聞き、成果を出しても満たされなかった理由が腑に落ちました。しかし、長年の思考の癖は簡単には抜けません。最初は自身の理念やビジョンを考えても、出てくるのは「父に認められるための言葉」ばかり。なかなか納得のいく言葉に出会うことができません。そこで自分自身の生き方に深く向き合うためにプロスピーカーチャレンジを始めました。
その過程では先輩プロスピーカーに大きく支えられました。自分との対話やセルフカウンセリングだけでは深めきれない部分も、フィードバックをもらうことで整理され、ビジョンが明確になる感覚がありました。その繰り返しのなかで少しずつ他人の目を気にする自分を手放し、ようやく見えた本心。それは「大好きな家族と幸せに暮らしたい」というありのままの理想でした。一番身近な愛する人たちのために、私は絶対に成功したい。他人の評価を手放し、初めて自分の内側から生まれた真のビジョン。その願望を共有でき、実現に効果的な人や投資先に時間とお金を使う。そう決めて時間の使い方を根本から変えていき、労働時間を5分の1以下に削減しながら、収入が5倍に成長。結果、家族との時間をしっかり取れるようになり、2019年にプロスピーカーに合格することができました。

身近な成功する理由があるからこそ、心の底から湧き出るビジョン

プロスピーカー合格後、私の人生のフェーズを大きく変えたのが「出産」でした。守るべき愛する存在ができたとき、私の視座は「自分の成功」から「子どもの未来を創造する」へと引き上げられました。「この子が大人になったとき、より良い世界にしていきたい」。そのために現状に満足して歩みを止めてしまっては、子どもたちの未来を切り拓くことはできないと、シニアプロスピーカーを目指すことを決意しました。同時期に子どもが、イギリスで450年以上の歴史を持つパブリックスクールのタイ校へ進学することになりタイへと教育移住。自分が外国人になり海外から見たことで浮き彫りになる、日本の金融教育の遅れや、政治経済への関心の低さ。このままではいけないという健全な危機感を抱きました。この公私にわたる大きな環境の変化が、私のビジョンをより一層深め、確固たるものにする転機となりました。
シニアプロスピーカーチャレンジでもう一度向き合ったのが「誰のために、何のために、なぜ私は成功するのか」という問いです。私の成功する理由はどこまでいっても「大切な家族のため」。子どものために、家族のために、私はもっともっと成長しなければならない。「家族を大切にするからこそ、社会を豊かに世界平和を実現する」。シニアプロスピーカーチャレンジでさらに自分のビジョンが磨かれると同時に、JPSAの仲間はその想いを全力で応援してくれました。「子どもたちが大人になったときに、全ての人が目的をもち、理想の人生を生きられる社会をつくる。それを実現するのは私だ」という、腹の底から湧き上がるミッションが明確になったのです。

誰でもない自分自身が「教育」と「金融」で社会を変える挑戦へ

明確な理念やビジョンから一貫した行動を取り始めると、成果は結果的に飛躍することを実感しました。IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)としては紹介営業のみで、2023年2月楽天証券入庫額全国1位。妊娠・出産後も毎年業績を伸ばし続け、海外にいながらも2025年にはまた過去最高の成果を出すことができました。タイへの教育移住というと節税目的と受け取られることもありますが、そうではありません。なぜなら私にとって資産運用とは単にお金を増やすことではないからです。「誰のために、何のために、なぜ行うのか」。価値ある企業や事業に投資し、経済を回して社会を良くしていくお金の循環こそが重要です。だからこそ私は今、新たに「JPSA資産運用部会」を立ち上げ、正しい価値観を持った金融業界に携わる人々を輩出し、金融教育を通して日本を変えることに挑戦しています。
過去の私は他人の顔色をうかがい周囲からの評価に囚われていました。それでも人や環境の力も借りながら、自分自身と深く向き合うことで、人は初めて真のミッションに出会うことができるのです。「教育」と「金融」という二つの軸で、愛する子どものため、そして日本社会の未来のために命を使っていきます。

イベント登壇やメディア出演を通じて、
金融教育の普及に邁進している
JPSA資産運用部会で、高い職業倫理観を持った
金融業界に携わる人々を輩出する
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