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INTERVIEW

インタビュー

縁ある人を物心両面の幸福に導ける技術を体得している真の指導者「プロスピーカー」として生きる人物に焦点をあてた本コーナー。今回は社会保険労務士の安盛真樹子さんに、失意のどん底にいた受講前から考え方が変化していった経緯、プロスピーカーとして目指すビジョンを語っていただきました。

生きる意味を見出せなかった過去

「私なんて生きている価値がない」。受講前そう思っていました。お金や女性に自由な父がいる家庭で、いつも泣いている母を見てきました。大学4年生のときに生きる目的を失い10年間うつ病に。うつ真っ只中に結婚出産し、この子のために生きようと思うも離婚。必死で社労士の資格を取得し、独立開業。しかし仕事ばかりの毎日で、ついには息子から「僕なんか生まれてこなければよかった」と言われてしまいました。私が変わらなければと強く思い、何とかこの状況を打開しようと、様々な情報に触れるなかで出会ったのが、『どう生きる』という青木社長と坂本教授の共著。「人は幸せになるために生まれてきた」という青木社長の言葉を信じてみようと、『頂点への道』講座を受講しました。
初受講で受け取った一番のメッセージは、私には価値があるということ。子どもの頃から、母を泣かせる父が嫌いでした。軟式テニスを始めたのは、母の喜ぶ顔が見たいから。勝敗がある世界で1位以外は意味がないと思うものの、納得いく結果を手にできませんでした。「やっぱり私には価値がない」と自分を責め、不幸な理由を父のせいにして、許せずにいたのです。
そんな父に対する捉え方が受講を通して変化していきました。子どもを育て上げる愛情は親となり感じてきましたが、父がどんな気持ちで私を育ててきたのかを知ろうとしていませんでした。継続学習のなかで父の視点に立って考えたり、過去を振り返ったり、直接話したりと、簡単な道のりではありませんでしたが、父の行為はそのときの最善だったと納得できるようになりました。父は全力で愛してくれていた。でもそんな父を嫌い、不幸の理由にしていたのは、自分の思考だったと気がついたのです。

生きがいに触れた瞬間選択できることの自由
岐阜20周年記念イベントでは
750名以上を集め、成功を収めた

父の愛情に触れて自分を肯定できるようになり、何を求めているのか真剣に向き合えるようになりました。求めるものを明確にする技術がセルフカウンセリングだと学び、実践しました。はじめは全然見つかりませんでした。そこで、セルフカウンセリングの主語を私から母に変え、母は何を求めていたのかを思い起こしてみました。私はずっと母は結果を求めていると思っていましたが、それが間違いだったと気づいたのです。私がうつ病を患い自殺未遂をしたとき、側で見守り続けてくれた母のことを思えば、ただ生きてくれていること、幸せに暮らしてくれることが何よりの願いだったと気づいたのです。
両親の愛情を受け止めた瞬間、感謝の気持ちが溢れました。そして、「私って幸せになっていいんだ」と心の底から思えました。だからこそ「私には価値があるんだ」とも思えるようにもなったのです。価値ある自分ならば、もっとその価値を証明したいと自己概念が上がり、縁ある人に貢献していきたいという思いが芽生えていったのです。自分自身の経験を通して、縁ある人を物心両面の豊かな人生に導いていく存在、それはまさにプロスピーカーだと思い、チャレンジを決意。そのプロセスで自分自身の使命と改めて深く向き合い、インサイドアウトで生まれ育った岐阜に、この情報を普及していくことを決意したのです。おかげさまで2020年に合格しましたが、プロスピーカー試験の日は、私にとって決断の日だと意味づけて臨みました。もう二度と自分を犠牲にしない、幸せに生きる選択をする。その連続で未来を切り拓いていく、そう生きることを強く心に決めました。

ビジョンが拡張され地域に貢献することへの決意

2022年、岐阜支部を設立し牽引してきた、前支部長の日比野シニアプロスピーカーから支部を承継させていただくことになりました。JPSAのなかで一番古い20年の歴史を持つ支部の支部長となり、JPSAのモデルと言える支部活動を目指そうと心に決めました。まず行ったのは、岐阜市を主語にしたセルフカウンセリング。いじめ差別虐待のない豊かで明るい社会の実現という柴橋・岐阜市長の掲げる理想を実現するために、どのような支部活動をすべきかを逆算し、その一つのアイデアとして取り組んだのが、JPSA岐阜支部設立20周年を記念した特別講演会でした。
支部メンバーと一致団結して集客に臨み、結果的に750名を超える方に来場いただき、青木社長と佐藤英郎先生のメッセージをリアルで聞いていただきました。特別来賓として柴橋市長にもご登壇いただき、岐阜市が目指す未来を来場者の方々に知っていただくことができました。そして、壇上からの光景を前支部長にもお見せでき、20年にわたってこの地を牽引されてきたことへの心からの感謝を伝えられました。
いまでは、小学校や中学校で「夢実現」という授業の実施、リーダーキッズ・ファミリーコーチングを2年連続開催して柴橋市長と教育長が視察してくださるなど、全国のモデルとなる市になるべく活動の幅を広げております。また、9月には岐阜市の全小中学校の校長先生に、青木社長の講演を聞いていただく機会をいただけ、学校教育や家庭教育にアチーブメントテクノロジーと選択理論を伝える活動が加速しています。

幸せな人生を自分の手で選び続ける生き方

アチーブメントで学び続けて7年。初受講のときには想像できなかった景色が広がっています。当時9歳だった息子は現在16歳。不登校も家族で乗り越え、いまでは将来の夢に向かい毎日楽しく暮らしています。また、学びの場で出会い、再婚した夫のおかげで、真の幸せに素直に生きられるようにもなりました。仕事の面では、経営している社労士法人の売上は受講当初から530%以上アップ。全員女性でフルリモートの環境を整え、仕事と家庭を両立できる事務所づくりを行っています。
人は誰でも自分の人生を選択して未来を切り拓いていけます。いまなら自信をもって伝えられます。これからも「幸せに生きる」プロスピーカーとして活動し続けてまいります。

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