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INTERVIEW

インタビュー

22歳から金融業界に従事。大手金融会社、販売代理店に所属しながらFPの会社を立ち上げ、経営をしながら育児・家庭も怠ることなく両立をしている。30年近い豊富な業界経験と、その前向きで明るい性格が人気を集めている。特に訪問先企業の女性社員からの評判が高く、ビジネスとプライベートを両立する女性のモデル像として活躍をしている。また、金融のコンサルタントとして活動する傍らで、講演活動を多数行っている。

可能性を閉ざしていた 自分への思い込み

金融の仕事に携わってから今年で26年の時間が経とうとしています。社会に出てからは4年間OLをして、そこで出会った夫と結婚しました。その後、リクルートされたことがきっかけで金融業界に入り、私のビジネスと家庭を両立した生活が始まったのです。
若い頃から女性として成功することにはとても憧れがありました。仕事で大きな成果を上げていて、家庭も円満で、幸せな毎日を送る女性になりたかったのです。
しかし、女性向けのビジネス誌や様々なドキュメンタリーを見ても、本当の意味でその両立ができている、私の理想の女性は一握りしかいませんでした。現状に立ち返っても、仕事で憧れるほどの大きな成果が上げられていたわけではなくそこそこほどほど。
家庭も「仮面夫婦?」と周囲から茶化されるくらい表面的な関係でした。一見すると仲が良くて上手く行っている風に見えたかもしれませんが、心の奥底では分かり合うことを諦めていたのかもしれません。お互いの距離を取った方が楽だと、深く向き合うことを避けていたのだと思います。家庭も大事だけど仕事はもっと大事。そんな思いの狭間でどうしたらいいか分からず苦しんでいました。私の一番の克服すべきテーマだったのかもしれませんが、当時の私にはどうして良いのかもどこから手を付けたら良いのかもわかりませんでした。
そんな現実と憧れの理想像とのギャップが追い打ちをかけるかのように、「女性として成功できるのは特別な人たちだけで、自分には無理なんだ」という思い込みが次第に強くなっていきました。
決して、なにか大きな不満があったわけではありませんでした。しかし、ずっと抱いてきた理想を簡単に手放すこともできず、もっと良くなりたいと思いながら、試行錯誤を繰り返していた毎日。そんな状況で出会ったのが『頂点への道』講座だったのです。

成功とは技術である

私はもともと人の目が気になる性格で、失敗することへの恐れが強く、現状維持から抜け出せないでいました。しかし、受講を通して気付いたのは、私が憧れていた成功者たちも、かつてはそれぞれの苦悩を経験してきており、例外ではないということでした。講座を共にするなかで、心の中の本音を聞くと、みんな悩んでいたのです。それでも決して諦めずに自分の課題と向き合い、解決のために行動し続けていたのです。「世にいう成功者たちは、元から“特別な存在”として生きていて、自分とは違う」そんな思い込みがひっくり返った瞬間だったのです。
これは私にとって、大きな見通しとなりました。毎日の努力を積み重ねることで、人は成長できる。周りとの比較ではなく、理想の一点のみを見つめて行動をし続けることが大切だと確信したのです。それならば誰よりも実践にこだわると、強く決意したことを覚えています。
最初に取り組んだのは、家族への関わり方を変えることでした。それまで子どもや夫に対して、わがままをいう相手が悪いと思い、「致命的な7つの習慣」を使っていました。
しかし選択理論を学んで、人が違う行動を取るのは願望や欲求が違うからと知りました。そして、自分との違いを責めるのではなく、認める努力をし始めました。支援する姿勢を貫き、真剣に話を聞くなど、自分から「身につけたい7つの習慣」を使うと決めて、実践し続けたのです。初めは時間も体力もさらに奪われていくので大変でした。
しかし夫も子どもも、努力する私を見て、徐々にわがままを言わなくなり、進んで家事を手伝ってくれるようになりました。それが私の中で選択理論の学びを実践することで円満な家庭に近づいていった大きな経験となりました。無理だと思ったことでも、やり方を知り、正しく実践すれば必ず道が開かれることを体感したのです。

実践が切り拓いた道

まずは自分から与えるという選択をし続けることで変化が生まれたのは家庭だけではありませんでした。ビジネスでも、金融を扱う職業柄、企業に伺うことや悩みの相談に乗ることが多かったです。
そんな時に、私自身がここまで実践してきたことを等身大で伝えることで、お客様から頑張る勇気を得たととても喜んでもらえたのです。自然と口コミが広がり、私のことを求めてくださる方が増えていきました。もしかしたら「伝えること」は、私にできる貢献の道かもしれないと思い、力を磨くために踏み切ったのがプロスピーカーチャレンジでした。
自らの取り組みをアウトプットすることで、より一層実践してきたことが整理され、次はどんなことをしたら良いのかが明確になっていきました。経験作りという気持ちで、「実」を作るチャレンジに前向きに取り組んでいけたのです。行動に拍車を掛けられたことももちろん、一番の収穫は私が人生を通して伝えたいメッセージが明確になったこと。それは「人はいつからでも、どこからでも、よくなれる」ということです。
仕事と家庭の両立を夢見ながら半分諦め、限界を感じ、自信をすり減らしていた自分を振り返ると、今の円満な家庭と充実した仕事を手にしているのは信じられないことでした。そこには、無理だと思っていたことを可能にした技術があったのです。人は誰しもが大きな可能性を秘めていて、行動を起こして自分を変える努力ができれば必ず理想を手にできる。私自身が誰よりもこの言葉を信じられるようになっていました。
心の奥底から湧き上がってきた、「あなたにはできる」ということを伝えたい気持ち。プレゼントレーニングをすればするほど、より一層その思いが強くなっていきました。そんな信念を持って周囲と接すると、自分がどう思われるかは気にならなくなり、「相手のため」という視点からお話をすることができるようになりました。
それはビジネスに直接的に生かされ、一歩も二歩も踏み込んで自分の思っている本音で話すこと、相手の心の奥に秘めた本当の思いに寄り添うことができるようになっていったのです。より一層人に会うことが大好きになっていきました。どんなに自信がない人でも、一見すると威圧的な人でも、相手の可能性を信じて関わることで、結果的に多くのお客様にご満足いただき、成約数が増えていきました。昨年は130%の成長を、会社で無事達成することができたのです。

世の女性たちの 勇気と元気の源に

お陰様でプロスピーカーに合格してから3年の月日が経ちます。常に肝に銘じていることは、伝達力はこの肩書きではなく、私自身が積み重ねてきた「実」のみが物語るということです。
ですから、これは私にとってあくまで一つの通過点に過ぎません。「実」を等身大で分かち合い、人に勇気と元気を与えるという役割をさらにさらに拡張するために、常にチャレンジをし続ける責任が私にはあると思います。合格後もさまざまな取り組みをしておりましたが、兼ねてより目指していた、企業研修講師にも昨年に無事合格をすることができました。アチーブメントテクノロジーと選択理論の看板を背負って講師登壇するということは、今まで以上に「実」が問われます。だからこそ、その環境が更なる成長の機会をもたらしてくれるのです。
チャレンジし続けること、「実」を積み重ねることを楽しみながら、この先も自分自身の経験を等身大で発信し、仕事も家庭も充実した女性を目指すすべての方々にパワーを届けていけるよう、日々研鑽を積んでまいります。

2015年には、厳選な審査を潜り抜けてアチーブメント
アワードのファイナリストとして決勝大会の舞台に立った
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