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【坂井 史明】プロスピーカーという生き方

JPSA認定プロスピーカー坂井 史明が、プロスピーカーになるまでの軌跡と生き方を語るインタビューです。

学びと継続学習の環境を地元、大分の地に―
坂井 史明 (さかい ふみあき)

大分ベスト不動産株式会社 代表取締役社長

1973年、大分県生まれ。大分工業高等専門学校を卒業後、大手総合建設会社勤務を経て独立。「大分ベスト不動産株式会社」を設立し、センチュリー21グループに加盟。2011年より連続してトップ4%の成績優秀者に与えられる『センチュリオン』を個人部門で受賞。その後、組織としても成長を遂げ、2013年に九州地区初の店舗センチュリオンを獲得し、2015年・2016年には、九州地区No.1を2年連続で達成している。

どん底から見えた希望の光

「社長、来月の支払いどうしましょうか?」当時経理を担当していた山下副社長からの言葉に、私は頭を抱えていました。
ゼネコンの現場監督として10年間勤務した後に、実家の住宅会社に戻り30歳で不動産会社を立ち上げました。創業メンバー4名は私を含めて全員が不動産業未経験者。 見よう見まねではじめた結果、数年は赤字続きで、兄に保証人になってもらい創業資金として借りた2000万円は瞬く間に減り、3年が経った頃にはほぼゼロ。何とかしなければと、日々悩み、目の前のことに必死に打ち込み、昼夜問わず働き、会社に寝泊まりする日々が続きました。
5年が経つ頃には何とか売り上げは立つようになっていましたが、仕事上のトラブルや社内の人間関係の問題が多く起こっていました。この状況をなんとかしようと思い、様々なセミナーに参加する中で、ある素晴らしい経営者からの紹介でアチーブメント社の『頂点への道』講座と出会いました。「技術体得」に特化して体系化された仕組みに魅力を感じ、シリーズ全ての講座と営業教材で学び続けました。営業においては、毎朝セールススキルアッププログラムを見てから営業を行うことにより、4つの自信が身に付き段々と実績を上げることが出来るようになっていきました

個人の成長から、組織の成長へ

以前の私は経営者というより、1人の営業マンとしての考え方で動いていたので、社内の他のメンバーも個人プレー中心の組織でした。学び続けるなかで大きな成果として、個人センチュリオンのタイトルを獲得しはじめ、またそのころから、社内からも共に学ぶ仲間が増えてきました。理念経営を学び個人から組織へと成長の輪が広がっていきました。

プレゼンテーションが成長を加速させる

経営者という立場上、人前に立つことが多く、不動産関連のセミナーを行うこともあったのですが、大勢の人にメッセージすることは、実はあまり得意ではありませんでした。 そこで大きな転機となったのが「ピークパフォーマンスコース」の受講でした。コースの中で繰り返されるプレゼンテーションの練習に、最初は全く上手く話せませんでした。しかし、気持ちを切り替えて「上手く話したい」という自分中心の感情を超え、相手への思いやりや信じる気持ちをそのままに表現したところ、目の前の人の表情が変わっていったのです。伝えるではなく「伝わる」ということを体感し、眠っていた力が呼び起こされたような感覚で、「思いを伝えること」が自分の強みかもしれないと初めて感じた瞬間でした。
その変化は営業での成果に直結しました。これまで以上に「伝わる力」が身についたので、営業活動の効率が上がり、納得のいく成果が出始めました。またそれだけではなく、プレイヤーとしての意識よりも経営者としての意識が強くなっていき、仲間とのコミュニケーションの仕方や伝えるメッセージが変わり、会社全体が加速的に成長し始めました。その結果、2013年には九州地区初の店舗センチュリオンを獲得することができました。

更なる挑戦の中、出会った「弱い自分」

その成長を加速させようと、プロスピーカートレーニングプログラムに申込み、半年間のプレゼンテーションのトレーニングをスタートしました。意気込みは良かったのですが、仕事も決して楽だったわけではなく、毎月の課題に思うように着手出来ず、まさに第二象限の時間を取れていない状態そのものでした。
加えて地元に戻ると、そこには活気あふれた学びの仲間もいなければ、継続学習の環境もありません。物理的な距離の壁がこんなにも障害になるのを、実践を通して改めて痛感したのです。次第に目の前のことに予定が埋まっていき、月に一度の受講日に向けてプレゼンテーションの準備をしなければいけないとはわかっていたものの、十分に時間を取ることもなく、当日を迎えることの繰り返しでした。「私は本当に変われるのだろうか」そんな不安と、理想と現実のギャップに意気消沈したことも多々ありました。
そんな中でも、東京で受講すれば、そこには素晴らしい学びの仲間がいます。同じ価値観を共有しており、会話するだけでモチベーションが上がります。仕事の相談に乗ってもらったり、プレゼンテーションのフィードバックをもらったりと、学びを深め合える、その共同学習の環境が何よりの支えでした。「この環境が大分の地にもあればな」と、心の底から願っていました。

加速するプロスピーカーとしての貢献

転機が訪れたのは、2013年10月。アチーブメント福岡営業所ができたことでした。待ち望んでいた受講環境が九州で実現し、社員や友人、ビジネスパートナーの方々と共に学ぶことができました。
コースの中でアシスタントとして、お越しいただいた受講生のお話を聞くと、思うように学んだことを実践できない悩みや葛藤など、様々な状況の方に出会いますが、私は、どんな状況でも必ず良くなれると自信を持って言えます。それは私自身が、同じようにたくさんの壁にぶつかってきたから、その苦しみや弱さが痛いほどよく分かります。順風満帆でなくても、諦めずに学び続けた先に、必ず人生の転機が訪れます。そこに必要なのは、学び続けるという強い思いと、学び続ける環境なのです。
かつて苦しい経営をしていた当社ですが、今では売り上げ、社員数ともに初受講の時の4倍へと成長しました。悩みが多かった社内の人間関係も劇的に改善しました。
今では毎年の新卒採用において、学生の前では必ず経営者である私が直接プレゼンテーションを行います。努力の甲斐もあり、優秀な人財が入社してきてくれるようにもなりました。改めて振り返っても、アチーブメント社で得られた学び無くして、ここまで来ることは決してなかったと思います。
そして、私と同じように、価値ある情報と出会って人生が変わっていく方は、大分の地にも多くいらっしゃると思います。東京ほど学びのコミュニティがあるわけではないので、きっとこの情報を待っていると思うのです。身近な家族や社員に始まり、ご縁をいただいている多くの方に、経験を踏まえたメッセージを通して、豊かな人生を歩んでいただくきっかけを創り出したい。それがプロスピーカーチャレンジの一番の原動力でした。そのためには、私自身が全ての源となり、継続学習の環境をこの大分に創っていくことだと思います。「地元大分の活性化」。そのミッションの実現に向かって真っ直ぐ走り続けながら、職場でも成果を上げ続け、見通しとなれる存在へと、今後も研鑽を積んでまいります。

セールスコンテストで表彰されるメンバーが年々増えている
講演活動も多数行い地域貢献に寄与する

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