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【松村 一弘】投稿コラム

JPSA認定プロスピーカー松村 一弘による投稿コラムです。

松村 一弘(まつむら かずひろ)

松村建築設計事務所 所長

1955年熊本県生まれ。
近畿大学九州工学部建築科卒業後、地元福岡の建設会社に就職。33歳で国家試験、1級建築士の試験に合格。独立し、建築設計事務所を設立。その年に約1年かけて、手造り(家族総出)のログハウスの事務所を建設。
44歳でサイドビジネスを開始。人作りの重要性に気づく。2008年10月プロスピーカー試験に合格。自分の成長が与える影響力の大きさに気付いたことがきっかけとなり、現在は人材教育育成セミナーも企画。勇気を与え続けるプロスピーカーとして活動をしている。

ご先祖様、両親に感謝。

2013年8月27日更新

私の家系は長寿の家系で、祖父91歳、祖母89歳で亡くなり、
現在父親88歳、母親84歳で元気に健在してます。
今年の3月3日に父親の88歳の米寿のお祝いを、
子供四家族、孫六家族、ひ孫五人、総勢22名が実家の熊本に集合しました。
楽しい一日を過ごし、一番感動した父親が「本当に長生きして良かった」と喜んでました。

父は太平洋戦争で陸軍の特別攻撃隊「特攻隊」に所属し、
訓練して出撃する直前に終戦を迎えたのですが、
当時、死も覚悟していたし、祖母は最後のお別れに末っ子の叔父さんをおんぶして、
特攻隊飛行場基地に出向いたと聞かされた時は私自身ビックリしました。

もし父が出撃して戦死してたら、私はこの世の中に誕生していないのです。
私の父親の名前は和平(ワヘイ)と言います。
他界した祖父が日本の平和、世界の平和を願って考えたとのことです。

8月15日終戦記念日になると「平和」と言うことを考えますが、
戦後68年、戦争を知らない世代が数多くなり、平和が当たり前となり、
普段平和と言う言葉を考えなくなってる感じがします。
だから父親は数年前までは戦争体験を話そうとしませんでしたが、
今は少しずつ話すようになりました。

私は父親に「なぜ当時日本国は戦争を始めたのか」と尋ねると、
父親は一言「仕方が無かった」と答えてくれました。
多分当時は日本国、国民全体が戦争で勝利有るのみと言う思考で教育、
情報操作で統一されてたのでしょう。
つまり選択が、日本国のために命を捧げること、戦争しかなかったと思います。

その時、他界した祖父母、多くの親達はどんな思いで我が子を戦場に送り出そうとしたか、
家族を残して戦場に行った若者達、特に特別攻撃隊「神風特攻隊」のパイロットの方々は
どんな想いで亡くなっていったのでしょうか。
私には想像さえ出来ませんし体験したく無いのが本音です。
その時のことを父に尋ねると、今でも話そうとはしませんし、思い出したくも無いのでしょう。

今、私には実家と家内の両親が健在で、
三男一女の子供、五人の孫達に恵まれて平和に暮らしてます。
素晴らしい時代です。
今が有るのは、ご先祖様・諸先輩の方々が一所懸命生きて、
あらゆる事を伝え続けたお陰で今の平和な時代があるのです。

なぜ戦争は勃発するのか?戦いは一人では出来ません。
必ず相手が存在します。
世界の人々が「いじめ、差別、貧困」を無くし、
感謝・思いやり・助け合いが有れば争いは無くなると思います。

しかし、今現在世界のどこかの国で争いが勃発してます。
平和な日本国に生活してたらそのことさえ実感しません。
テレビ、マスコミの情報で知り得ることですから、本当に戦争が勃発したらどうなるでしょうか。

今、日本国を取り巻いてる隣国との関係が怪しくなりつつあります。
どこかの国が侵略して宣戦布告して来たらどうなるだろうか。
話し合いで解決できる相手国なら良いのですが、できない相手国なら、
日本国やアジアの各国も過去に戦争と言う体験をしてるので、
過去の過ちを繰り替えさないためにも、日本人、アジア人、世界の人々が声を大にして、
考え行動すべき時でしょう。

日本国政府、国会議員、政治家の方々が「日本国憲法改正」と声を上げてますが、
なぜ今なのか?
平和惚けしてる今だからこそ、
日本国民も本気で考え行動すべき時期に来てるのでは無いでしょうか。

争い事、戦争が起きる原因がある。
その原因は何なのか。
求める物、思考を明確にする。
各国、世界の人々が自己中心的、利益目的でなく、
「命」の大切さを思い、争いを無くすための優先順位を考え、知恵を出すことです。

今世界の国が日本国に注目してると思います。
なぜなら敗戦国で戦後の復旧で世界トップクラスの経済大国になった事実。
豊かな日本国は世界の人々に強い印象を与えた。
だから世界の国々、アジアの国々、隣国は強い日本に驚異と期待を持ってると思います。
だからこそ、今日本国が過去の経験から学んだことを世界のリーダーとして伝えていくべきです。

ただし少し心配なことは、
戦後の自由主義が自己中心主義に変わって来てる気がしてます。
「感謝、思いやり、優しさ、強さ、常識」が問われてる日本国国民だからこそ、
自らが気づき行動する「平和」と言う二文字。
未来の子供達、孫達のために今本気で考える時期です。
この世の中から「いじめ、差別、貧困」を無くし、なぜ生きているのか?
それはご先祖様、両親、いろんな方々に感謝して、
自分は生かされてることに気づき、今からも生かされてることを実感していくことでは無いでしょうか。

父は言います。
「戦争は、怖くて、恐ろしい、悲しい、何もかも失う。二度と戦争は繰り返してはいけない」
だから長生きして伝えて生きたい。
私も同感です。
健康で幸福な人生を生きていくためにも、上質な情報といろんな方々と出会い、
継続学習を怠らない。
最後に長生きのDNAの家系を持ったご先祖に感謝します。
この日本国、世界の平和のために微力ながら貢献していきます。

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