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【辻 紗耶加】プロスピーカーという生き方

JPSA認定プロスピーカー辻 紗耶加が、プロスピーカーになるまでの軌跡と生き方を語るインタビューです。

家族・仲間業界のために、生涯成長し続ける覚悟が未来を切り拓く
辻 紗耶加 (つじ さやか)

株式会社Beaute 共同代表 JPSA認定 シニアプロスピーカー

専門大学を卒業後、8年間の歯科医院勤務を経て、日本で唯一の歯科衛生士が開業した歯科医院として、独立を果たす。勤務時から売上トップ・社内MVPの結果を作り出し続けていた経験から、独立後も業績を伸ばし続け、6年を経てスタッフ20名を超え、売上は初年度から6倍に成長。全国の歯科医院から、施術技術や医院経営のセミナー講師としても数多く呼ばれており、活躍の幅を広げている。各種メディアへも数多く出演しており、日本の歯科業界で注目を集める一人である。

捨てられなかった憎しみ、満たされない心

「人生で一番大切なのはお金だ」。私がずっと持っていた考え方です。『頂点への道』講座に初めて参加したのは20歳のときです。
当時の私は、自己破産した父親の借金を肩代わりし、朝8時から深夜3時まで休まずに働き続けていました。その父親も実の父ではなく、母の再婚相手でした。経済的な理由で2度離婚した母を見て育った私にとって、「お金さえあれば幸せになれる」という考え方は、疑う余地のないものでした。
そんな生い立ちを考えるたびに、「なんで自分がこんな目に」と思いながら、「絶対にお金を稼いで幸せになってやる」と強く心に誓って、歯を食いしばりながら毎日を生きていたのです。気を抜くと、「成果を出せない自分なんて意味がない」という考えに支配されたり、周囲の人と比較をしている自分や、親を憎む自分を惨めに思えてしまったり、いろいろな弱い自分が顔を出してしまうので、そこに引っ張られまいと、とにかく前に向かって走り続けていたのを覚えています。
ちょうどそのころに、プロスピーカーであり、第二の母と慕っている、山本ふみ代さんに紹介いただき『頂点への道』講座に参加しました。お金がなくて1000円のお弁当すら買えませんでした。ですが、絶対に良くなりたいという思いを持って、月6000円のローンを組んで学び始めました。

学びを通して気づいた 本当の幸せ

数多くの葛藤を乗り越え、今では円満な家庭を築いている[/caption]講座のなかで特に印象に残っているのは、自己概念のワークです。100点中、自分に10点、両親には5点をつけました。その後の青木社長の「自分のルーツである親を否定していることは自分を否定しているということ、親は親であるだけでいい。親も不完全で親も最善だった」という言葉が今でも胸に残っています。親も自分も責め続けて、常に不足感にかられ、不安を解消するために成長しようと力んでいましたが、決して幸せではありませんでした。
そんな私だったので、「人は不完全であって、常に最善を生きている」と言われて、どこか救われたような気持ちになり、涙が止まりませんでした。両親の人生を考えれば、きっと私が知らない苦労がたくさんあったと思います。私にとっては辛かった言動も、決して悪気があったわけではないと初めて思えました。そして、ここで学んだことを絶対に体得したいと強く思ったのです。
受講後は、願望を明確にしようと、セルフカウンセリングを幾度となくし続けました。そこで見えてきたのが、「安心感のある幸せな家庭を持ちたい」という願望です。そして、母親の立場に立ってセルフカウンセリングをしてみると、過去は辛かったけれど、本当は母も幸せな家庭を望んでいただろうなと思いました。今からでも遅くない、私から歩み寄っていこうと決め、積極的に連絡を取り、会いに行き、話を聞くことを続けていきました。しかし、そう簡単には関係性は変わっていきませんし、どうしても許せない気持ちが湧き上がってくることがありました。
そんなときは、「今までの人生のすべてのことに感謝しています」と1日50回はアファメーション。
そうして、とにかく学んだことを実行し続けることに注力した先に、少しずつ母との関係に変化が生まれていき、その変化に比例して、徐々に「私は大切な人を大切にできる人なんだ」と思えるようになり、「そんな自分を大切にしていきたい」と思えるようになっていったのです。
このとき初めて、不足感・劣等感から解放された感覚を味わえたと思います。
それは、どれだけのお金にも代えがたい、大切な大切な経験でした。

弱さを乗り越え、成長し続ける生き方を目指して

そんな私がプロスピーカーを目指したきっかけは、アチーブメントアワードというイベントに登壇させていただいたことでした。私の等身大のプレゼンテーションをお届けすることで、こんなにも人の役に立てるのかと感動したのを覚えています。辛かった経験や苦しかった経験は沢山してきましたが、それが誰かの笑顔の糧になり、力になれることを、身をもって体感したときに、私は人の役に立ち、「ありがとう」を貰える存在になっていきたいという、気持ちが湧き上がってきました。そこから、数々の先輩プロスピーカーの力を借りて、何度もフィードバックをいただいて、練習を重ね続け、合格することが出来ました。
合格からもう5年が経ちますが、改めて思うのは、プロスピーカーとは、私にとって自分が本当に大切にしたい生き方に常に立ち返らせてくれる役割であるということです。「一貫性の通った人生を生きられているのか?」と聞かれると、今でもまだまだだなと思います。「どう思われるのかな?」という思いに支配されて、つい八方美人な対応をしてしまったり、気がつくと目的からそれてしまったりしていることがあります。
そんな弱い自分といつも向き合っていますが、プロスピーカーという役割を持ったことで、「大切な人に、縁ある人に、どのように貢献をしていきたいのか?」という問いと常に向き合う機会をもらえますし、「貢献するために、どのような成長をし、どのような実を積み上げていくのか?」を考えさせられます。
これが私にとって、大切なものに立ち返るきっかけになるのです。「指導者に求められる一番大切なものはなんですか?」と以前に青木社長に伺った際に、「縦軸の成長と横軸の貢献を生涯伸ばし続ける覚悟である」と答えられました。どこまでも上を目指して、世のため人のために生きる覚悟とも言えるかもしれません。私はこの生き方がしたいです。
そのために、プロスピーカーとしての活動は、私の人生の目的にダイレクトに価値のあることだと確信を持っています。

人はどこからでも良くなれる という信念を伝える存在として

おかげさまで、学び続けることによって抱えていた過去へのしがらみを払拭し、選択理論を土台にした経営を貫き続けて、6年で売上を6倍に向上させることができました。
また、プライベートでも幸せな家庭を手に入れることができました。これは間違いなく継続学習のおかげだと思います。
しかし、歯科業界に目を向ければ、まだまだ外的コントロールがはびこっています。憧れて就いた職であっても、職場での人間関係の問題などで、その気持ちが薄れていき、いつの間にか仕事も組織も嫌いになっている方が沢山いるのです。
しかし、私自身がどん底からのスタートだったからこそ、誰でも良くなれる確信があります。この仕事に魂を注いで働く業界の方々にぜひともアチーブメントテクノロジーと選択理論を届け、豊かな人生を送ってほしい。それが私の目指す理想の一つです。全国には歯科医院が6万軒以上あり、コンビニの数よりも多いです。直接お伝えするには限界があります。
だからこそ、より多くの方に貢献できるよう、講演活動を積極的に取り組んでいます。自院の発展・スタッフを幸せにする経営を引き続き追求しながら、私が貢献できる幅を広げていけるよう、これからも成長し続けていきます。

総勢20名を超えるスタッフで高い顧客満足度を作り出している
人気研修講師として、全国の歯科医院で登壇をしている

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