コラム・インタビュー Column&Interview

プロスピーカーへの道 竹内 久米司

定年後に見つけたミッション 学び続ける楽しさを伝えたい

竹内 久米司

プロスピーカーとは
生きるあり方そのものがメッセージとなる存在

※ 本インタビューは2011年6月に行ったものです。

人生の新たな目標を見出す

 実は、アチーブメントに出合った当初は、能力開発というものが大嫌いでした。そのため、スタンダードコースを受講したの
も、信頼のおける知人から紹介されたため、〝義理で一度だけ〟と思ってのことでした。ところが、実際に受講し、青木先生のお話を聞いていると、その気持ちに大きな変化が生じました。長年にわたって脳の神経を研究してきましたから、脳の神経細胞が持っている本能と、選択理論でいう5つの欲求に、強い関連性があることに気がついたのです。それで、脳科学の視点から、青木先生のメッセージを支えていくことができないだろうか、と考えたのです。また、「世の中からいじめや差別を無くす」という理念にも共感し、一緒に世の中をよくしていきたいと思いました。そうやって心変わりした私の目に、ちょうど飛び込んできたのが、プロスピーカーの「1/1000」のポスターでした。もともと、「定年後、『人生の棚卸』という気持ちで受講してみては」と誘われて受講した私でしたが、思いがけず、「人生の新たな目標」が見えてきたのです。

真に伝えたかったこと

 プロスピーカーになることを決めた私は、合格するまでの期限を決め、プロスピーカートレーニングプログラムが終了すると、
すぐに試験を受験しました。しかし、そこで思いがけず、大きな壁にぶつかってしまったのです。それは、僕の講演は「楽しい」ということが基盤にあるはずなのに、プレゼンの練習が「まったく楽しくない」ものだったのです。自分でもどうして楽しくないのかが分からず、本当に悩みました。それで受験応募締切2日前、JPSA西東京支部の支部長である谷中さんと副支部長の橋本さんに自宅へお越しいただき、私のプレゼンを聞いていただきました。そして、2人からいただいたフィードバックによって、はっとさせられたのです。それは、「誰に何を伝えたいのかが不明確」ということでした。実は、私は脳の専門家であるという自負から、とにかく情報を伝えなければならない、ということにばかりに焦点をあててしまっていたのです。本当に自分が心から伝えたいことは何か。自分の心に問いかけてみたとき、それは「学び続ける楽しさ」でした。人間が動物と一番違うのは、学び続けることができることです。私も学び続けることによって、多くの希望を叶えてきました。このメッセージを伝えることを軸とすることで、プレゼンが本当に楽しいものとなり、無事に合格することができたのです。

これからも学び、貢献し続ける

 私は、「誰もが夢を叶えることができる」と信じていますが、実際には夢半ばで挫折してしまう人も多いものです。では、叶えることができる人とできない人がいるのはなぜでしょうか。その原因は「脳の使い方」にあるのです。
人の脳は、夢を叶えられるシステムを備えており、このシステムが機能できる使い方さえすれば、夢は必ず実現させることができます。アチーブメントのセミナーは、まさにこの「脳の使い方」を教えてくれています。だから私は、若い人たちと一緒になって、これからも「脳の使い方」を学び続けていきたいと思っています。
私は今、最年長のプロスピーカーです。だからこそ、何より自分自身が学び続けている姿が、一番のメッセージになると思います。学び続ける姿勢に年齢は関係ありません。私はこれからも学び続けていきます。

竹内 久米司 (たけうち くめじ)

JPSA認定ベーシックプロスピーカー

1943年、東京生まれ。製薬会社研究部長として、抗てんかん薬や向精神薬などの治療薬開発に従事。現在は認知症やガンを予防する生き方や、軽度発達障害が子どもたちの増加する現状と環境化学物質が及ぼす影響について各地で講演、また、関連の脳講座やサプリメント講座を開催している。
著書に『経皮毒』(共著)『脳は都合よく使えばいい』などがある。薬学博士。創健フォーラム21代表。恵比寿メディカルビュークリニック顧問。NPO法人フレンドシップセンター理事。

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丸山直樹
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